手話サークルで手話を勉強

耳が聞こえないということとは?

聴覚障害者同士がお話するときには、手をつかって、いいたい言葉をお話しています。

もし手話がないと・・・お話ができません。筆談や口話術でお話をされる方が聴覚障害者の中にはいます!
しかし、その人たちは、学校に通って勉強をしていた人が筆談に使う文や口話でお話する言葉がわかるからです。
そういう環境で育てられなかった聴覚障害者がまだまだ存在します。
その人たちのお話する手段は、手話を使ってお話する方法と、身振りで伝える方法と、絵を描いて伝える方法などがあります。


ベビーサインという赤ちゃん、幼児とお話する為に作られたサインなのですが、そこには、手話に近い存在があります。
赤ちゃん、幼児は言葉や発音ができません。伝えたいことがあっても伝えられないのです。
しかし、欧米では、ベビーサインという手を使ったお話で、赤ちゃん、幼児が言いたいことが親にも伝わる手法が一般的に使われています。
このようなことから、耳が聞こえない人たちは、上手に話せる方もいますが、発音がきちんとできない方のほうが多いんです。
自分の親に聞いた話なんですが、健常者が日本語を聞ける、日本語を話せる環境でない所にずっといると、日本語がカタコト言葉になると聞いています。
耳が聞こえない人は、耳から入ってくる言葉がないので、言葉もわからなくなります。言葉がわからないから言葉を話せません。
手話を使うことによって、言葉があるということがわかり、お話ができるようになります。だから、耳が聞こえない人にとっては、手話が必須です。